かめ工房 モノクロ写真館

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モノクロ写真館の合成写真のページに掲載してある写真の元写真はこの2枚。両方ともコントラストが低く、構図も悪く、単体では全く面白みがない。ところがネガを重ねてみると、全く違った印象に!ソレというのも、実際に紙に焼き付けられた状態(ポジ画像)で画像を重ねたワケではないため、白と黒の干渉の仕方が通常頭に思い描くものと全く異なるからなのだ。 紙焼きで白く出ている部分はネガ上では黒くなっており、即ち光を通さない。猫の毛並みの明るい部分はそのまま白く残り、猫の毛並みの影の部分(ネガでは光が透過する)に桜のテクスチャが透過した状態で映り込む。 これをフォトショップで再現するとなると、なかなか厄介で、イロイロな描画モードを試してみて、ようやく紙焼きと同じものを作り上げることが出来た。こういう機能って、もともと紙焼き写真の発想から作り出されたはずなのに、なんだか逆に機能に翻弄されてしまったようなカンジ。

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